たとえばこんな楽しい一日(だらだら長いです)
朝。
米粉のスコーン、ほうれん草とベーコン炒め、同じお鍋でトマトを焼いて、豆乳入り紅茶。
これで3回目の米粉のスコーンは、今まで一番うまくできた気がする。最初は恐る恐る、小麦粉と半々くらいに混ぜてたけど今日は100%にしてみた。レシピは見ない。粉だけは100gを計量、バターとベーキングパウダーは目分量。塩も砂糖も入れない。水分は卵だけ。トースターで様子を見ながら10分くらいだったか、うまく焼けました。次回はベーキングパウダーをどれくらい減らせるかを試すつもりです。
午前中のメインイベントは万全の策を講じた洗濯。万全の策とは何かというと、洗濯機を回し始めたら、そばに座り込むのである。今日は洗面台の前に椅子を持ってって新聞を読んだ。なーんだ。最初からこうすりゃよかったんだ。危険な作業なのはわかってるんだから、料理と同じに考えれば何の問題もなかった。真冬は洗面所にただ座っているのは難しいと思うが、その時のことはその時になるまで考えないことにして、これで秋の終わりまで、洗濯による水難を起こす心配は無用となりました。ばかだなーこんなことを理解するのに2年かかるとは。このことはなかなか興味深い話なので、そのうちにエッセイに書くかもしれない。(何の話?と思われた方は、今週の「エッセイのお稽古」をご覧ください。
お昼は11時半過ぎに、パンかごを持ってパン屋さんへ。焼き立てで音を立てているベーコンエピを買う。野菜パテとサラダ、甘くした豆乳コーヒーで満足ランチ。メダカの観察。そう。今年はベランダに大改革が起きていて、一つは太陽光発電なのだが、もうひとつがこれ、メダカなのであります。メダカのことも長くなりそうだから、いずれエッセイに書こうっと。メダカの脇腹のあたりがぴかりと光っているのは携帯電話のフラッシュであって、怪現象ではありません。
昼食後は玄関外の掃除。まだ竹の秋が続いていて、落ち葉が大変なのです。今日は階下のお隣さんにちょうどお客様がいらしたところで、挨拶したら「いいホウキですね!」と熱烈に褒められた。そう、掃除にはホウキ選びがとても大事。最近良いホウキを揃える事が出来て嬉しい私です。
掃除が終わって少ししたら宅配の食材が届いた。両親の分を届けに行く。いつも園芸師匠の母を訪ねると、際限なくおしゃべりしてしまうので、今日はそのために手仕事を持参。引っ越した時に買って愛用してきたスリッパが擦り切れて限界に達したのを、新しい布でくるみなおせばよみがえるのではないかと春からずっと思ってたのだ。しかし思惑通りに事は進まなかった。作業をしていると私は黙ってしまい、私が黙ると母は別に喋るわけじゃなくて、私が持参して一読を勧めた映画パンフレットを読み終わるや、庭仕事に行ってしまうではありませんか。おかーさんと喋るために仕事持ってきたのに!と訴えると少しそこにいてくれるが、私が黙るといなくなってしまう。そうか。今まで母のところに行くとおしゃべりがはずむと思っていたが、喋っているのは私で、母は聞き役だったのか。ほとんど自覚がなかったぞ。しかし黙って仕事をしていればそれはそれでよいのであって、そうこうしてたらおやつタイムになり、父が来て、何しとるんや、スリッパ直してんねん、へぇ、ケチやなぁと呆れられたが、ケチじゃありません。ここで両親に、朝のスコーンを食べてもらい、冷めてもいけると好評を博す。
母が犬の散歩に行くのに合わせて帰宅し、インターネットで昨夜途中まで見た 自然エネルギーに関する「総理・有識者オープン懇談会」の続きを見ながら作業を続ける。とっても興味深く、さわやかな気分にさせてくれた良い懇談会(見てない人はぜひともご覧ください)。終わってもまだ作業は続く。もう日が暮れているというのに。ちくちく。ちくちく。ちくちく。完成したときにはお腹がぺっこぺこでどうにもならなかったが、夕飯をつくる前に記念撮影。これは私の家の座布団カバーになっている布の残りで、つまり座布団とお揃いです。
ああ!満足だ!夕食は、新しいのを右足に、ぼろぼろを左足に履いて作って食す。お醤油味のだしでさやエンドウとにんじんとお豆腐を炊いて、卵を落として、大根おろしをのせたのと、炊き立てご飯。デザートにびわ。はー、ものすごくおいしかった。
私にとってもっとも楽しい一日はたとえばこんな一日です。
遊んでばかりいるようですが、こうしている間に、次なる作品が脳内で自然発生してくるのであります、本当であります、そうなのであります。今日は実に大量の潜在的執筆を行った、有意義な一日でありました。実に満足です。
米粉のスコーン、ほうれん草とベーコン炒め、同じお鍋でトマトを焼いて、豆乳入り紅茶。
これで3回目の米粉のスコーンは、今まで一番うまくできた気がする。最初は恐る恐る、小麦粉と半々くらいに混ぜてたけど今日は100%にしてみた。レシピは見ない。粉だけは100gを計量、バターとベーキングパウダーは目分量。塩も砂糖も入れない。水分は卵だけ。トースターで様子を見ながら10分くらいだったか、うまく焼けました。次回はベーキングパウダーをどれくらい減らせるかを試すつもりです。
午前中のメインイベントは万全の策を講じた洗濯。万全の策とは何かというと、洗濯機を回し始めたら、そばに座り込むのである。今日は洗面台の前に椅子を持ってって新聞を読んだ。なーんだ。最初からこうすりゃよかったんだ。危険な作業なのはわかってるんだから、料理と同じに考えれば何の問題もなかった。真冬は洗面所にただ座っているのは難しいと思うが、その時のことはその時になるまで考えないことにして、これで秋の終わりまで、洗濯による水難を起こす心配は無用となりました。ばかだなーこんなことを理解するのに2年かかるとは。このことはなかなか興味深い話なので、そのうちにエッセイに書くかもしれない。(何の話?と思われた方は、今週の「エッセイのお稽古」をご覧ください。
お昼は11時半過ぎに、パンかごを持ってパン屋さんへ。焼き立てで音を立てているベーコンエピを買う。野菜パテとサラダ、甘くした豆乳コーヒーで満足ランチ。メダカの観察。そう。今年はベランダに大改革が起きていて、一つは太陽光発電なのだが、もうひとつがこれ、メダカなのであります。メダカのことも長くなりそうだから、いずれエッセイに書こうっと。メダカの脇腹のあたりがぴかりと光っているのは携帯電話のフラッシュであって、怪現象ではありません。
昼食後は玄関外の掃除。まだ竹の秋が続いていて、落ち葉が大変なのです。今日は階下のお隣さんにちょうどお客様がいらしたところで、挨拶したら「いいホウキですね!」と熱烈に褒められた。そう、掃除にはホウキ選びがとても大事。最近良いホウキを揃える事が出来て嬉しい私です。
掃除が終わって少ししたら宅配の食材が届いた。両親の分を届けに行く。いつも園芸師匠の母を訪ねると、際限なくおしゃべりしてしまうので、今日はそのために手仕事を持参。引っ越した時に買って愛用してきたスリッパが擦り切れて限界に達したのを、新しい布でくるみなおせばよみがえるのではないかと春からずっと思ってたのだ。しかし思惑通りに事は進まなかった。作業をしていると私は黙ってしまい、私が黙ると母は別に喋るわけじゃなくて、私が持参して一読を勧めた映画パンフレットを読み終わるや、庭仕事に行ってしまうではありませんか。おかーさんと喋るために仕事持ってきたのに!と訴えると少しそこにいてくれるが、私が黙るといなくなってしまう。そうか。今まで母のところに行くとおしゃべりがはずむと思っていたが、喋っているのは私で、母は聞き役だったのか。ほとんど自覚がなかったぞ。しかし黙って仕事をしていればそれはそれでよいのであって、そうこうしてたらおやつタイムになり、父が来て、何しとるんや、スリッパ直してんねん、へぇ、ケチやなぁと呆れられたが、ケチじゃありません。ここで両親に、朝のスコーンを食べてもらい、冷めてもいけると好評を博す。
母が犬の散歩に行くのに合わせて帰宅し、インターネットで昨夜途中まで見た 自然エネルギーに関する「総理・有識者オープン懇談会」の続きを見ながら作業を続ける。とっても興味深く、さわやかな気分にさせてくれた良い懇談会(見てない人はぜひともご覧ください)。終わってもまだ作業は続く。もう日が暮れているというのに。ちくちく。ちくちく。ちくちく。完成したときにはお腹がぺっこぺこでどうにもならなかったが、夕飯をつくる前に記念撮影。これは私の家の座布団カバーになっている布の残りで、つまり座布団とお揃いです。
私にとってもっとも楽しい一日はたとえばこんな一日です。
遊んでばかりいるようですが、こうしている間に、次なる作品が脳内で自然発生してくるのであります、本当であります、そうなのであります。今日は実に大量の潜在的執筆を行った、有意義な一日でありました。実に満足です。
by atohchie
| 2011-06-14 22:44
| きもち/ココロ/げんき
阿藤智恵の「気分は缶詰」日記/劇作家・演出家・翻訳家(執筆中は自主的に「缶詰」になります)=阿藤智恵の日記です。
by atohchie
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阿藤智恵NEWS
●脱原発世界会議に賛同します。安心できる明日を子どもたちに。
●阿藤智恵サイトを更新しました更新日:2013年12月31日(火)
◆これからの阿藤智恵◆
1月19日
「第3回JAZZ&お話ライブ」
1月23日
「どこそら会」
3月8・9日
「『えんげき』のじゆうじかん」の
小さなお芝居の会と「ちえよむ会」
●戯曲集『十六夜の月』を出版しました。
ご購入は阿藤智恵への直接注文または書店にてご注文ください。また、ネット書店でも購入できます。
●受賞しました。
加藤健一事務所vol.83 「シュぺリオール・ドーナツ」
念願の翻訳デビュー、果たしました!
→本作品で、第5回小田島雄志・翻訳戯曲賞をいただきました。加藤健一さん、演出の大杉祐さんはじめ公演座組の皆さん、また、翻訳作業にお力添えを下さった多くの方々に、心から感謝します。
●戯曲『死んだ女』が雑誌【テアトロ】2013年1月号に掲載されました。
★『どこまでも続く空のむこうに』の劇評をいただきました!!大変な力作です。ぜひご一読ください。2012.4.19
こちらをクリック=
劇評サイトWonderland
●戯曲『どこまでも続く空のむこうに』が雑誌【テアトロ】2012年4月号に掲載されました。
●小説『マチゾウ』で同人誌【突き抜け4】に参加しました。
ご購入はこちらへ(「阿藤サイトから」と一言お書き添えくださいませ)。
★『曼珠沙華』の劇評をいただきました!!
ぜひご一読ください。2011.10.26
こちらをクリック=
劇評サイトWonderland
●公演終了しました。
Pカンパニー番外公演その弐「岸田國士的なるものをめぐって~3人の作家による新作短編集~」竹本譲さん、石原燃さんと、短編を1本ずつ書きました。私の作品タイトルは『曼珠沙華』です。
★雑誌『テアトロ』10月号に三本そろって掲載されています。
●連載エッセイ「本日も行ったり来たり~トハナニカ日記~」
雑誌【テアトロ】2012年1月号に最終回が掲載されています。
●日記のお題、ください!
阿藤への質問、お悩み相談、どのようなことでもどうぞ。心こめて書かせていただきます。
お題は阿藤へのメール、または、日記へのコメント(どの記事につけてくださってもOKです)でどうぞ。
●戯曲『十六夜の月』が雑誌【テアトロ】2011年7月号に掲載されました。
●小説『ツヅキ2011』で同人誌【突き抜け3】に参加しました。
ご購入はこちらのフォームへ(「阿藤のブログから」と一言お書き添えくださいませ)。
●戯曲『バス停のカモメ』が雑誌【テアトロ】2010年1月号に掲載されました。
●戯曲『しあわせな男』が雑誌【テアトロ】2008年10月号に掲載されました。
●石井ゆかりさんの
「石井NP日記」で
インタビューを受けました。
こちらの
「ロードムービー・その1」で5番目にインタビューされています。
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1月23日
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