かみじごくからの叫び

つい10日ほど前に、ようやく夏の書斎が開けて
ほっとしたのもつかの間、
本棚が崩壊しました。
実はこの本棚、このようにぎっしりと各種戯曲のコピーがつめこまれていたんだけども
しょせん安価な本棚に、そのようなものを収納し続ける力はないのでして
(ということが、今になって、しみじみと痛感されているのでして)
実は、既に昨年、秋の終わりに崩壊しかけてました。
悲劇が起こる前に、と、中身が全部床の上に積み上げられ、
冬から春にかけて、ご存知の通り私ものすごくてんてこ舞いだったので
そのまま放置され、しかしその間、いかにして補強して使い続けるかを熟考したあげく
この夏、とうとう大工仕事を経て再度使用におよび、
生活の工夫がうまく行ったと安心したのはつかの間であったのでした。
わずか10日ももたずにまたも崩壊寸前。
汗だくの大工仕事が徒労に終わったのは、まあ、それはいい。
問題は本棚のそもそもの作り自体が重量に耐えないという事実。
またも中身が床の上にバベルの塔のように積みあげられ
本体は粗大ごみとなって運ばれていくことが決定したのでありますが
自分会議の結果、増え続ける恐るべき紙の重量に耐える本棚を
新規購入するのは時期尚早、とにかく量を減らして、
今ある本棚でなんとか賄おうという方針が決まり
でもって、いやいやながら、紙と格闘しています、このごろのわたし。
前の作業は広い場所でできたんだけど、夏仕様の今は
書斎の中央に机を設置してしまっているので作業スペースがとても狭く
二つできあがった塔の、片方の上から順に中身を確認している間に
バベルの塔がピサの斜塔になったかと思うが早いか雪崩を起こし
あやうく戯曲の怒涛に押し流されかけたところを
からくも机にしがみついて生き残り、
しかし、それ以来、床の上も机の上もどこもかしこも紙地獄の書斎。
こんなものすごい場所でお話なんかどうやって書けるというのでしょうか。
思いきれば作業自体はスムーズで、面白いように分量は減らせておりますが
処分する紙が書斎の戸口から、玄関までずっと並んでいて
まあこの、とにかく紙の重いことときたら、呆れるばかり。
さて集積所と、4階分の高さのある我が家とを何往復すれば
これらがすべて、あちらに移るのでしょうか。

ああああああ。
かみじごく。
こうやって生きてきたのだからいずれは紙と格闘することになるのは
目に見えてました。
長年悩んだ、20年以上分のチラシやパンフレットもぜんぶ処分しました。
この本棚の中身をどうにかしたら、メインの本棚の方も
減量します。
もう、入らないんです。
新作の執筆にかかる前に、必ずやります。
誓います。

でもとりあえず、当座の安心を確保したい。
ああ、もう。
誰か、力持ちで暑さに強い人、手伝いに来てー!
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by atohchie | 2013-07-30 16:19 | 缶詰製作中(書斎より)


阿藤智恵の「気分は缶詰」日記/劇作家・演出家・翻訳家(執筆中は自主的に「缶詰」になります)=阿藤智恵の日記です。


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