天井知らず

今年の夏、15年の夢だった翻訳家デビューができ、それも22年間夢だった加藤健一さんとお芝居ができた。そもそもそのお話をいただいた昨年の時点で、いっぺんに二つも夢がかなうこと自体、嬉しすぎて飽和状態というかほとんど受け入れがたく、幻じゃないよね、幻じゃないよねと恐ろしかった。そしたら、永遠に来ない気がしてた夏がほんとに来て、ほんとに私が書いた言葉を加藤健一さんがしゃべっているところを毎日見ることができて、飽和状態の上にそんな光景を見たら、もう私はいっぱいいっぱいで、ふわんふわんになって生きていて、これ以上の嬉しいことないだろうな、ここがいくらなんでも天井だろうと思っていたら、小田島雄志先生に翻訳戯曲賞をいただくことになり、しかしそれについてなんだかほぼ平常心でいるようだったのは私としてはまったくなんというか、とっくのむかしに天井を越えていたので反応できなかったという感じだったのでしたけれども、ああ、まだ天井はきていなかったのだった。今日、加藤健一さんの呼びかけで、同期の加藤忍ちゃんと福ちゃん(名前かいていいかどうかわからないからニックネームね)が幹事をしてくれてお祝いの会。あの人やこの人にお会いできて嬉しくて嬉しくてほんとに私はずっとニコニコしてたと思うけどたぶん、でももっともっと嬉しさを表現したかったです。しかし私の能力をはるかに超えて、ありがたいことは天井知らずなのだった。いったい神さまは何をどう考えて、この世を作ったんだろう。私の力じゃ、もうこの感謝伝えられない。本当にどれだけありがたいか、嬉しいかを好きなだけ表現したらたぶんうまく言えなくて泣いちゃう。だからもちろん言いたいだけのことは言わなかったけど、みんなわかってくれたと思う。今は夜中だし(えっと、今ほんとは日付変わって29日の午前2時少し前)今日言わなきゃ言えなくなると思うから思いっきり言ってみよう。
わたしはー!加藤さんがーー!大好きです!!!!
今この、加藤さんが、といってるのは、加藤健一さんご本人のことなんだけれど、ご本人だけじゃなく、加藤さんのおかげで知り合えたたくさんたくさんたくさんの人たちや、たくさんのたくさんの作品や、たくさんのたくさんのいろんないろんなこと、たとえば加藤さんのおかげで私がわたしの中に蓄えることのできた力のことなんかも、全部合わせて。加藤健一さんを見ていると、喜びが服を着て歩いているみたいだ。加藤さんがうんとかわいがって育てた私の同期の加藤忍や、息子さんの義宗さんを見ても、私は喜びが服を着て歩いているみたいだ、と、思う。思って、ほんとにドキドキしてしまう。その喜びというのは、私の、喜びなんですよ。今、言ってるのはね。
今日はお祝いの会の前に、ものすごーく楽しいことがあったので、そのことは、明日書く。今日いただいた美しいお花の写真も、明日以降、載せます。今日はもういっぱいいっぱいだ。おやすみなさい。ありがとう。
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by atohchie | 2012-12-28 23:59 | きもち/ココロ/げんき


阿藤智恵の「気分は缶詰」日記/劇作家・演出家・翻訳家(執筆中は自主的に「缶詰」になります)=阿藤智恵の日記です。


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加藤健一事務所vol.83 「シュぺリオール・ドーナツ」
念願の翻訳デビュー、果たしました!
067.gif→本作品で、第5回小田島雄志・翻訳戯曲賞をいただきました。加藤健一さん、演出の大杉祐さんはじめ公演座組の皆さん、また、翻訳作業にお力添えを下さった多くの方々に、心から感謝します。

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インタビューを受けました。
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