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【ほらふき道場】初めての方へ

事の起こりは、毎度お世話になりますPカンパニーの面々が、
無謀にも「コント公演」を打つと言いはじめた事だった。



率直に言って、「コントぉ? 芸人を甘くみとったらあかんでぇ」と思った。
が、何人かのメンバーと話をするうち、「ま、ええんちゃうの」と思いはじめ、
次には「なんか書かせてぇな」と思い
「書けるんかいな」と思いつつ申し出てみたら
鷹揚な社長、「書ける言うんやったら、ま、やってみたらええやん」と、
いや、そうは言わなかったが、結果としてそのようなことになり、
呻吟することしばし、なんとかかんとか書き上げたその日
気づいたら、私の脳は、素晴らしく冴えていた。
誰も気づかぬほどの微妙な「冴え」であったが驚きました。
Pカンの女優Sが、
「意味のないの、うんとくだらないのをやってみたい」と言ったので
真面目な私が無意味さ、くだらなさを追求した必死の数週間が
私の脳を活性化させたのに違いない。
けだし快感であった。
快感であるのみならず、この作業、
わが脳みそへの強力なカンフル剤となると確信した。

思えばシェイクスピアは地口の名手だった。
チェーホフはヴォードビル作家だった。
井上ひさしはコント作家だった。
そして別役実がナンセンスの大家であるのは周知の通り。

そうか。
答えはとうからここにあった。
そういえば私が唯一、演劇教育らしきものを受けた場といえる
加藤健一事務所での研究生時代、
加藤氏から直々にいただいたダメ出しはただ一つ、
「とんかち(私のことですよ)は真面目すぎるんだよ」の一言であった。
答えはすでに、あったのだ。

で、やります。
名づけて【ほらふき道場】。
皆さまから【架空の人生相談】をお受けし、
それに対し、真面目な私が、即興的にお答えするというコーナーです。
その場その場の真剣勝負、熟考なしの即答を旨とし、
ナンセンスを目指し、精進します。

このブログの中のどこかに、その記事はひょいと出てきます。
いつもの「真面目」な記事の中に、
【ほらふき道場】へのリンクをはりますので、
ご覧になりたい方は、そちらをちょいとクリックお願いします。
意味のない遊びのような修行ですので、
日記の一番上に、【ほらふき道場】が現れることはありません。
意味のないものに割く時間のない方は、お目ざわりでしょうが
小さなリンク文字ですので、どうぞお見逃しください。
【ほらふき道場】記事をまとめてお読みになりたい方は、
記事に「タグ」というものを付けておきますので、そちらをクリックください。
(タグとは……この記事の末尾を参照)

【架空の人生相談】を持ちかけてくださる方は、
【ほらふき道場】のどの記事にでも結構ですので、
コメントを下さるか、メールをください。
「お題募集」のほうも、引き続き受け付けておりますので、
人生相談めいたお題の場合、
「真面目」「ほら」のどちらをご所望か、明記してくださいますように。

それでは第一回目のご相談、いってみましょうか。
本日の【ほらふき道場】←こちらをクリックしてください。

タグと言うのは、この下にある「#ほらふき道場」、という字のことですよ。
右側のメニューの中にも「タグ」という項目がありますからそちらでもいいです。
それをクリックすると、道場の日々がずらっと、現れるわけです。
「架空人生相談」を送ってくださる協力者が続々現れて、このコーナーが続けば、の話ですけれども。

by atohchie | 2011-02-14 21:43 | 缶詰実験室(お芝居への道)


阿藤智恵の「気分は缶詰」日記/劇作家・演出家・翻訳家(執筆中は自主的に「缶詰」になります)=阿藤智恵の日記です。


by atohchie

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★『曼珠沙華』の劇評をいただきました!!

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●公演終了しました。

Pカンパニー番外公演その弐「岸田國士的なるものをめぐって~3人の作家による新作短編集~」竹本譲さん、石原燃さんと、短編を1本ずつ書きました。私の作品タイトルは『曼珠沙華』です。
★雑誌『テアトロ』10月号に三本そろって掲載されています。
テアトロ10月号

●連載エッセイ「本日も行ったり来たり~トハナニカ日記~」
雑誌【テアトロ】2012年1月号に最終回が掲載されています。
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●日記のお題、ください!
阿藤への質問、お悩み相談、どのようなことでもどうぞ。心こめて書かせていただきます。
お題は阿藤へのメール、または、日記へのコメント(どの記事につけてくださってもOKです)でどうぞ。



●戯曲『十六夜の月』が雑誌【テアトロ】2011年7月号に掲載されました。
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●石井ゆかりさんの
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インタビューを受けました。
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